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■寿司湯のみ

寿司湯のみは、お寿司屋さんで使われる大きめの湯のみです。
熱いお茶を入れても手が熱くなりにくい湯のみです。

鮨湯のみ茶碗のはじまり

鮨湯のみ茶碗のはじまり

関西から江戸に鮨が伝わったのは、1673~1681年の延宝年間と言われています。関西鮨は、箱鮨(押し鮨)が主でしたが、江戸鮨は今日寿司屋に見られるにぎり鮨が主でした。
江戸前のにぎり鮨に「すし屋華屋与兵衛」が文政年間(1818~1830)に修得していた茶道をすし屋で生かしたいと考え、風味のよい茶を特に選んで鮨とともに屋台で客にすすめました。
江戸の人々の興味と合い人気を呼んで、すし屋では鮨とお茶が一般的になっていき、すし屋特有な茶碗が出来ていきました。これが、すし屋の茶湯のみの初期で、鮨湯のみの始まりです。

鮨湯のみ茶碗の特徴

鮨湯のみ茶碗の特徴

・湯のみにはいくつかの種類がありますが、鮨湯のみは、大きく器種が厚い湯のみです。
・器形は円筒形で深い茶碗で、湯量を多く入れることができます。
・文様はさまざまで、名入寿司湯呑、寿司湯呑に大別されます。さらに形状、絵文字、釉調により分類されます。
・寿司湯のみは寿司屋で使われて営業用の湯のみです。
・器形がよく似ている長湯のみは、寿司湯のみより器高が低く、器厚が少なくなっています。夫婦茶碗、組茶碗など主に個人が専用に湯茶を飲むのが主な用途です。
・湯のみ使途によって名付けられた愛称の一つです。




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